プロフィール

お名前:S&R Racing
性別:男性
出身地:佐賀県
自己紹介:
Singapore 在住モータースポーツ エンジニア(車とバイク)
各モータースポーツ レーシング サポートサービス
競技用点火装置 開発、製造、販売
レース無しで生きて行けない!!

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クラッシュ

MSS 予選前日練習走行時に 事故があった
 
 
 
#9 Omar  の 弟が乗る GSXR1000 が ホームストレートで プラクティス 中にスローダウンした他車の後部にノーブレーキで激突しそのままジャンプしてライダー共々ホームストレート左脇の壁に激突した。ゆうに200km/h超えている。 そのまま動かず赤旗が出て練習走行は約30分ほど中断。マーシャルが数人掛で抱え上げ救急車に乗せようとするが 中止!!背骨がおかしいようだ。。その後専門医が来て救急車に乗せ病院へ去った。
その際#9 Omar が ホームストレートを過ぎる際 自分の弟だと確認したのだろう ピットロードに戻ってきた際、入り口でマシンを止め駆け寄っていた。 その時 我々のチーム マネージャー Mr.Spencer が Omar が ピットロードに戻ってきたときに”Omar!! とまるな! 見るんじゃない そのままピットに戻って来い!!!”と 叫んでいた。
 
Spenser は Omar がマシンを止め 弟のほうに走りよった際。”ああ 今日の仕事は終わりだな” とつぶやいていた。 レースを長年やってくると こうなるのだろう。 
彼曰く、”親が死のうが家族の誰が死のうが ひとたび レースの場にレーサーとしてきたのなら私情は挟んではいけない。やるか、やらないか 二つに一つだ。これが F-1の世界だったらやらなければ 他の誰かが変わりにシートに座り 二度と 自分のシートには戻れない。
サーキットはある意味戦場なのだ!! と かなり怒っていた。
 
この時 私の脳裏をよぎったのは唯一。 Omar が マシンを ピットロード脇に止めた際 エンジンが止まっているかどうかそれだけだった。 エンジンがかかったままでは オーバーヒートし レースに出れなくなる可能性がある。
 
嘉村に”エンジン?” と言っただけで すでに同意見らしく もう一人の現地人を引き連れ
700メートルはあるだろうピットロードを炎天下の中、全速力で走りバイクの元へ行きエンジンの状態を確認しそのまま事故現場を見る事もなくマシンを我々のピットまで押して戻ってきた。 
 
 
Omar はその後 気分が悪くなったと さっさと 荷物をまとめ 帰っていった。
しかし、 #12 Bren と #26 Chris はコースが 再開 されると この二台だけが 待ってましたと言わんばかりに 最初にコースインし すさまじい速度で 他を.圧倒しながら コースレコードを塗り替えていった。まるで、何事も無かったかのように、、、
 
他のチームは 暗いムードの中 とりあえず チームオーダーで 走行してる様に見受けられた。
 
Spencer が これが 本当に速いライダーになれるかなれないかの差だな と クールに言っていた。
 
私が思うに 誰でも このような状況下では ナーバス になるはずだ、 Brent や Chris が 友達の Omar の心境や 弟を 気にしないわけが無い。 彼らが走る姿は まるで 何かを吹き飛ばすかのように見えた。
 
翌日 Omar の弟は 何事も無かったように けろっとして 我々のピットに現れた。
Omar 同様 プロレスラー 並みの筋肉のおかげだろうか。 笑わせる! 最初見た時は目を疑った。すでに 次の バイクをどれにしようかと悩んでいた。
 
何れにせよ 良かった。
 
投稿日時:2007/12/07 17:24:09 投稿者:【S&R Racing】
カテゴリ:マレーシアSBK  コメント(0) 

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