地方議員の補欠選挙は私は基本的に行うべきでないと思っています。
かつ、議員定数は削減すべきだと思っております。
まず、補欠選挙に関しては、選挙区が定数1である衆議院の小選挙区や参議院選挙区、また県議選でも定数1の選挙区では、代弁者がいないと困るので補欠選挙の必要性はありますが、定数が何人もいる選挙区では、補欠選挙を行うべきでないと思います。
欠員ができて、議会が止まっておりますか?普通に動いているんです。なぜ、そのような状況で数千万円にもなる多額の公費を掛けて、わざわざ補欠選挙を行う必要があるのか私には大変疑問です。補選がなければ、数千万円もの余計な出費は生じないんです。
近く、小山市議補選、野木町議補選が市長選、町長選と連動して行われますが、県議である私としては非常に違和感を感じます。
県議は私の経験上、後援会の規模からして、市議の金銭、労力において数倍の活動をして選挙に臨んでおります。
しかし補選は、県議よりも定数が少ないため、特に市議補選では我々県議よりも得票が大きくなります。我々の何分の1の活動で、我々県議よりも多くの票を頂くということに関し、議員当事者として、どうも違和感を覚えて仕方がありません。
選挙制度というのは、候補者が頂く票数に見合った制度を基本にすべきだと思います。
補選は首長選挙と一緒に行うため、一定の投票率になりますが、候補者を全く分からずに、ついでで投票するという人がほとんどではないでしょうか。現に、私のところには、行う必要性が全くない、候補者知らないからどうすればいいのか?という意見が相当きております。
県議の補選も知事選と連動して行われますが、小山市・野木町選挙区、那須塩原市・那須町選挙区、共に複数区であり、補選をわざわざ金掛けて行わなくても議会は普通に動いております。
以上からしても補選は必要はないと考えます。
次に議員定数ですが、国会議員、都道府県議、市議、町議、全部削減すべきだと思います。私は多くの人達が言うように、大衆迎合的に削減を主張しているのではありません。
まず、市や町においては、自治会レベルの地域の要望に関しては自治会や民間にもっと権限、財源を渡せば、市議町議の口利きの必要性は減り、かつ定数も減らしても問題ありません。市議町議は、自治会でできる行政への要望みたいなことは辞め、市町全体を考えるべきです。
県においても、県から市町(私は市町合併主義ですが)に権限、財源を渡せば、県議の口利きの必要性も減り、定数を減らしても支障はありません。県議は、県全体を考えるべきです。
自分の選挙だけ考えて全体を考えないから、財政が悪化するんです。
また、地方政治においては首長の力が圧倒的です。議員の定数が多ければ多いほど、定数分の1の発言力しかありません。そこで会派を組んで数を得て発言力を増やすわけですが、基本的に定数が少ない方が、各議員の発言力も責任も増すんです。私は、この責任が重要だと思っております。
国会議員に関しては、政党のイエスマンで国民の代弁をしていない多数派工作のための数合わせ議員が多過ぎます。国民の意見を拾い上げる地道な政治活動をほとんどせず、政党の名前だけで楽して当選して権力を握ってしまった人が国民の代弁者になれるわけがないんです。皆、それぞれの組織で大変な努力をしているのですから、人の上に立つ国会議員になる前に、雑巾かけから始めて人の気持ちも理解すべきなんです。
少数にした方が各議員の責任が重くなります。少ない方が決断も早くなります。真の意味で国民の代弁者ならば安易な削減は危険ですが、現状の数合わせならば、削減した方がよいと思います。
以上の理由で、議員定数は削減すべきだと思います。
日本の多くの公共施設は高度成長期、人口増加期に建設されました。
公共施設は40年程度で建て替えしているのが相場です。その建て替えのラッシュ時期にあるのが、昨今であります。
東京や一部中心地は人口が増えておりますが、地方は人口が減少しております。そのため、地方における公共施設の建て替えは、長期計画を策定した上で見直しも考えるべきであります。
その中の一つで、私が地方における建て替えは中止すべきだと考えるのが公営住宅です。なぜなら、民間アパートの空室が非常に多いからです。公営住宅が無くても部屋はたくさん余っております。この状況で公営住宅を建て替えるのは、民業圧迫でしかありません。
住宅が足りなかった時代には公営住宅は必要だったでしょうが、今や地方においては民間が確実に代理しております。
特に小山市のような地域は、駅の東側の開発が遅かったこともあり、利便性が良い場所に土地が空いておりました。そこに目を付けた民間住宅会社が地主と一緒にアパートをどんどん建てております。むしろ、建て過ぎというくらい。その結果、空き過ぎというくらいアパートの部屋が空いております。私は、挨拶回りしながら、自分で会報をアパートにポスティングしているので、誰よりも実態を把握しております。
県はこういう状況を知ってか知らずが、小山市の扶桑の県営住宅の建て替えを計画しております。はっきり言いますが、小山市に公営住宅を建て替える必要はありません。その何倍もの民間アパートが余っております。
県の言い分は、高齢者、シングルマザーなどが公営住宅がないと困るとのことです。金銭的に苦しい世帯のために、空室が多い民間アパートを借り上げる、あるいは家賃の補助をすれば、それで済むのではないでしょうか。
また、扶桑地区は小山市の人は分かっていると思いますが、高齢者にとって交通の便はよくありません。病院からも遠いです。これからは、独居老人、高齢者のみの世帯が益々増えていくんです。
高齢者の住宅政策を考えるならば、駅近く病院近くのアパートを借り上げて、そちらに住んでもらうべきです。小山市の場合、この比較的駅から近い場所にアパートの空室が膨大にあるんです。
東京では、高齢者が多いアパートにNPOが入り、高齢者サービスを行っているところもあります。
高齢者には利便性がいい場所に集団でいてくれた方が、孤独が避けられるし、支援する側もやりやすいんです。行政が我々の税金をわざわざ使わなくても、高齢者と住宅対策はいくらでもできるんです。
現在の公営住宅の建て替えは45%が国の補助金、55%が自治体負担です。
宇都宮は土地開発の関係上、小山よりもアパートの空室は少ないです。しかし、小山市のようなアパート空室が多いのに公営住宅がある地域は県内では栃木市、大田原市を始め、全国いたるところにあるでしょう。
この住宅政策を見直せば、国の支出は毎年数百億円レベルで減らせるかと思います。改革というのは、こういう一つ一つの各論を変えることが重要です。総論だけで無駄削減なんか叫んでもダメなんです。
建て替えラッシュに入る今の時期だからこそ、制度改革が必要であります。
あと、県の立場としてあるのは、例えば公営住宅を建て替えずに土地を分譲したとします。分譲収入は入りますが、その後の固定資産税は市町にいってしまうのです。固定資産税は市町税なのです。ですので、県としては、ちょっとね・・・という部分はあります。
私は今年度の常任委員会は、県土整備委員会となりました。
所轄事項は、国で言えば国土交通省みたいものです。
18日に早速が委員会が開催され、執行部から事業説明、並びに一年間の予定、特定テーマの決定がされました。
今回の委員会で、私がありがたいと思ったのは、前回の予算委員会の総括質疑において、私が県営住宅の建て替えに関して異論を唱えたことに際し、先輩議員2名が県営住宅のあり方で執行部を正してくれた、ことであります。県土整備委員会の所管だからです。
私が前回主張したことは、議員達でも共感してくれる人は案外多いですし、きっと執行部でも疑問に思っている人は多いと思います。
あとは、この問題は、国の公営住宅法、国の補助金、天下りといった複雑な問題が絡んでおりますので、どのように改革していくかが課題だと思っております。
4月16日に通年議会が開会されました。
地方政治において、議会を開く権限は、行政である首長(知事、市長、町長)が持っております。今までの議会年4回(一会期約一ヶ月)の招集は首長が行っておりました。一度開くと会期中は会議招集権などは議長になりますが、会期以外では首長が招集権を持っているわけです。
そこで、通年議会にして最初だけ首長が招集し、あとは年中議長権限で会議をいつでも開催できる体制を整えたわけです。行政主導から議会の権威を高める体制に変えていくということです。
また、今回の改正で何が大きく変わったかというと、一番のポイントは常任委員会の充実であります。
今までの常任委員会は、年4回の議会において、執行部(知事を頂点とする県職員)から提出された議案を審議するだけでありました。それプラス、県内調査、県外調査くらいでした。つまり、執行部主導で議論をしていたということです。
それが大きく変わり、原則として月1回常任委員会を開くことになり、その審議内容は、執行部が提出した議案だけでなく、各常任委員会の委員である議員が特定テーマを決め、それを審議することになりました。並びに、その際に、本会議における一般質問のような形式で、各議員に時間を与え(一回の委員会で議員1人発言時間が15分、執行部答弁は別)、集中した質疑ができるようになり、インターネット中継も予定されております。
通年議会を始めたばかりであり、今後試行錯誤しながら、より良い方向に持って行きたいところです。
並びに、この通年議会、常任委員会の充実にあたり、私の主張と他の議員達の主張が近い部分もあり、私の主張と近い形で導入できた部分もあります。
例えば、一般質問の回数増は、常任委員会における一般質問のような質疑という形で導入されたこと。これは先輩議員達が私に気遣ってくれた部分もあります。
また、毎月常任委員会を開催し特定テーマを審議することは、共通認識でありスムーズに導入されました。
並びに、インターネット中継は私が導入を要望しましたが、準備が整い次第導入されることになっております。
少数会派だから意見通らないでしょ、と言われることも多いのですが、そのことは私自身分かっていることですし、話せば理解してくれる大会派の先輩議員もおります。
二人だけの会派でありますが、池田県議といつも話しているのは、元気クラブは敵を作らないということ、です。
県が良くなればいいので、人間関係を大切にしながら、議会活動をしているところです。できることなら、元気クラブにあと一人増えて、全会議に代表送って意見述べられればいいのですが・・・。
議員なので飲み会が多く不摂生になるので感じることですが、不摂生が原因で病気になった人の医療費負担は上げるべきだと思います。原因不明の病気は別です。
日頃から体調管理をして医療費を使わない人と、不摂生でさらに運動不足が原因で多額の医療費を使っている人の、保険料負担が同じだというのは、おかしいと思います。
医療費を抑制するためには、20歳、30歳、40歳と10年単位で全国民が人間ドックを行い、そのデータと比較して、不摂生による病気ならば保険料負担を上げるべきだと思います。
そして、国民の健康管理を促す健康産業に力を入れれば、雇用も生まれます。
北朝鮮がミサイルを発射し、その公表が遅過ぎるとの批判が出ておりますが、私が思うのは、そもそも日本には有事に備えた心構え、軍事態勢ができていないから、遅過ぎるのだと思います。
アメリカに任せきりの平和ボケ軍事態勢を見直すべきですし、今まで政権を握って軍事態勢を作ってきた人達は今の政権の批判ばかりしていないで自らを反省すべきだと思います。
今年7月に行われる市長選に関し、どのようなスタンスなのか聞かれますので、この場で書きます。
私は、どの立候補予定者とも近くも遠くもない関係であるため、特別誰にも加担しておりません。もちろん、政治家として皆知人ですので、それぞれ会って話をするくらいは当然あります。会って話さねば分からないことはたくさんありますので。
私は全く政党や組織とのしがらみはありませんので、あくまでも私と私の後援会の考えのみで、判断致します。
私がどうするか、色々噂が飛び始めたようですが、噂は所詮噂です。市長選は大変重要ですので、過去現在未来含めた実際の政治家としての行動、表に出ない様々な現実を見極めた上で、どうするか判断致します。
今の政治には無駄が相当あります。
特に、国からの補助事業。国が勝手に決めて、地方が従っているだけの事業で相当無駄があります。国県市町の縦割り二重三重行政も相当あります。民間でできることも行政がやる単なる民業圧迫事業もかなりあります。やっている体裁整えているだけの事業、体裁作りや万一の裁判沙汰に備えた生産性がない事務作業、それに要する人件費。はっきり言って無駄だらけ。これを無くすには、総論で綺麗ごとだけいうのではなく、具体的なこと一つ一つ変えねばなりません。
問題は、政治家と行政職員、そして、各論に関係する有権者です。
政治家は具体的な改革は必ず打撃を受ける人がいるため言わない言えない。私のような業界や組織とのしがらみを持たず、選挙支援も受けていない人間でないと追及できない。私は稀有な存在なんです。しかし、私が主張することを理解してくれる議員は党派を超えてたくさんおります。行政に対し、疑問を思っている議員はかなりいると感じております。ですので、理解ある人達で党会派を超えて連携して、一つ一つしがらみ断って変える必要があります。
行政職員は、伏魔殿とも言える大きな組織に取り込まれており、改革つまり、先輩たちがやってきたことを否定することを断行できない。改革を主張し過ぎると、出る杭ぶたれて出世できない。仕事と予算減らした人間は評価されない。だから、おかしいと思っても、できない。長年そんな感じだから、段々改革意欲すらなくなる。しかし、役所の世界もまた、私が主張すること理解してくれる人はたくさんおります。
私のような存在を煙たいと思う人もいる一方で、はっきりしていて面白いと評価してくれる人達の方がたくさんおります。
反発承知で、具体的な改革を提言するのは私の役目だと思ってますので、あとは理解してくれる先輩議員、同僚議員、また改革志向の職員に協力してもらいながら、一つ一つ具現化するのが今後の仕事だと思っています。
余談ですが、何事も人間関係だと思います。特に、政治の世界は人間関係です。政治家が一番労力を使うのは、この人間関係作りなんです。理想と現実です。思いを実現するのは、理想だけでなく、時間と頭と体と金を使わないと。理想だけを言えばこれも無駄なのかもしれませんが、世の中は人間で成り立っているという現実がありますから。
県議会での質問中継の見方です。
1、栃木県議会HPを開く。
2、県議会のオリジナルサイト 議会中継(外部サイトへリンク)をクリック。
3、検索画面で、発言者名を白石資隆議員とし、会議種別は本会議と委員会をそれぞれクリック。
本会議では平成23年12月6日の3番目。
委員会では平成23年10月4日の8番目。平成24年3月7日の8番目です。
10月4日は最初の質疑であり、かつ発言内容も限定されていたため控えめの発言でした。
12月、3月の質問から徐々に自分らしさを出すようにしております。
県議に当選して約一年、皆の気持ちを代弁しなくてはという気持ちで活動してきました。行政側に対し、本会議、委員会、インタビューなどで県民の気持ちをはっきり代弁して主張するため、共感を持ってくれた方々もいれば、不快に思った方々もいるかと思います。この一年の自分のやり方に対し、良い点悪い点をアドバイスをしてくれる方々も多々おり、大変感謝しております。
悪い点では、職員を敵にしたら仕事にならなくなるよ、言葉が足りず誤解を生みやすいよ、顔つきが怖過ぎるよ、もう少し相手の立場を考えて発言すべきだよ、考え方が一方付いてるよ、などなど、ごもっともな意見をたくさん頂きました。皆様のアドバイスを忘れずに、2年目を迎えたいと思います。
県議会の入り口
私の政治家としての初心は、先人達が残してきた日本人としての誇りを次世代に引き継いで行くこと。尊敬する西郷南洲翁や吉田松陰先生を始め、自分の命を捨てても、この日本を守ってきた先人達の意志を継いで行くこと。
今、世界が激変する中で、日本の立場は段々厳しくなっております。国内においては財政危機、豊かさと平和に慣れ過ぎた故の人間力の低下など。その一方で、エネルギーや食糧、水不足が懸念される中で、戦争も辞さない態度の他国が台頭してきております。
そのような中で、我々が生き残って行くためには、国内の小さな縄張り争い、予算の奪い合い、情報隠しをしている場合ではありません。政党同士も、国も県も市も町も、各省庁も、皆が一丸となって日本の将来のため、という大前提を持つべきだと思います。日本のためには地方が誇りを持つべきなのと同様に、世界のためには日本が誇りを持つべきです。
誰もが自分さえ、自分の回りさえ、自分の時代さえ良ければいい、という気持ちは多少は違えど持っていると思います。ただ一方で、世に尽くそうという気持ちも多少は違えど誰でも持っているはずです。
初心貫徹のため、本筋だけは絶対に曲げられませんが、ただ代弁者として言いっぱなしだけでは何にもならないことも痛感しております。少しずつでも、形にしないと意味がないと思っております。
同じ事を言うにもやり方を変えて言う、相手の気持ちを考えて発言するなど、改善できる点は改善していきます。肝心なのは政治を改革して社会が良くなればいいだけですので、よきアドバイス、ご指導を頂けますよう宜しくお願いいたします。
県政経営常任委員会室
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