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TSR2010レース参戦計画 全日本JSBに秋吉耕佑フル参戦!!



TSRは、2010年のレース活動を下記体制にて行うことを計画しています。
昨年に引き続き、秋吉耕佑がF.C.C. TSR Hondaで全日本JSB1000に参戦。今年は全戦での参戦となります。また、Keihin Kohara Racingとも継続してジョイントし、伊藤真一の全日本ラストシーズンをサポートします。さらに、TSRではMotoGPで新設されるMoto2クラスでシャシーコンストラクターとしてフレームを供給、同時に日本GPもてぎにも2009年全日本ST600チャンピオン手島雄介がワイルドカード参戦します。
2010年もTSRのレースにご注目ください。

全日本ロードレース選手権全7戦
JSB1000
F.C.C. TSR Honda/#10秋吉耕佑/CBR1000RRK
Keihin Kohara Racing Team&TSR/#7伊藤真一/CBR1000RRK



全日本ロードレース選手権全6戦
ST600
TSR/#1手島雄介
TSR/#6岩田悟

J-GP3
TSR/#17藤井謙汰

GP-MONO
TSR/#3藤井謙汰



鈴鹿300km
F.C.C. TSR Honda/秋吉耕佑・伊藤真一/CBR1000RRW

鈴鹿8耐
F.C.C. TSR Honda/秋吉耕佑(ペア未定)/CBR1000RR

MotoGP/もてぎ日本GP
Moto2
F.C.C. TSR/手島雄介

※参考/Moto2でのTSRシャシー使用チーム
チーム名:JIR MOTO2
ライダー:#75 MTTTIA PASINI(ITA)

TSR6もてぎテスト順調



2010年日本グランプリに向けて

 TSRが世界へのチャレンジを再び開始した。2010年日本グランプリへ、新たに始まるMoto2クラスにスポット参戦するため、その舞台となる栃木県・ツインリンクもてぎで初めてTSR6を走らせた。ライダーは全日本ST600クラスチャンピオンとなったばかりの手島雄介。今回のテストからタイヤはワンメイクとなるダンロップとなり、サスペンションのセッティングを中心に車体の出来を確認した。初日・二日目ともに気温が低く、難しいコンディションだったものの、手島は精力的に走り込みTSR6を仕上げていった。
 二日間のメーカーテスト以外にも、スポーツ走行枠でのプライベートテストも行っており、延べ4日間のテストでは、初日の1分56秒台から、昼間でも8度と最も気温の低かった最終日に記録した54秒台までタイムアップ。テストも順調に進み、無事終了した。



「鈴鹿は完全にシェイクダウンでした。今回はコースもタイヤも変わり、マシンの方向性を見るためのテストでした。まだまだやることはたくさんありますが、ベースとして十分ポテンシャルのあるマシンだと思います。全日本のときに比べてもチームが、さらに一丸となっていますし、やり甲斐があるプロジェクトです」ライダー手島雄介

「今回はサスセッティングから始め、フロントの旋回性をよくする方向で車体を詰めました。コーナーの入口からフルバンクするところでフロントフォークが入る感触をつかめないとコーナリングスピードを上げていけませんからね。フロントのセットが出れば、リアを詰めていきます。フレームの剛性などは、まだこれからというところですが、順調にテストは進んでいます」光島稔チーフエンジニア



「TSR6が世界制覇へ発進した!2010年4月25日このツインリンクもてぎで行われる日本GPで優勝するためにTSRは全総力をつぎ込み取り組んでいく!このテストの為に2号機を造り上げて2台のTSR6を持ち込んでの走行だ!我々の原点は1991年春、鈴鹿の日本GP125クラスでのポールポジション、そしてチャンピオンライダーらをねじ伏せての優勝だ。しかし、それまでは誰一人として我々には興味も示さなかった。時代はまだ我々を求めていなかったし、少し早かったのだろう。ところが今回は、オーバーオールで全員が同じスタートラインから、誰もが未経験のレースに飛び込んでゆくのだ。楽しみで仕方が無い!」藤井正和TSR総監督

手島がチャンピオン獲得!!!秋吉がRACE2を制し、岩田も2位表彰台!!

2009全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJ-GP
11月1日(日)  決勝レース
天候:曇りのち雨  コース:ドライ/ウエット
鈴鹿サーキット 東コース(1周2.243km)
観客動員数:23,000人(土曜・日曜両日)
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手島がチャンピオン獲得!!!秋吉がRACE2を制し、岩田も2位表彰台!!
雨天のため、MOTO2は出走見合わせ
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今朝は朝から曇り空だったが、午前は時折日差しが出ていた。しかし、午後には雨が降り始め、レース進行が変更されるなど、少なからず混乱した。



◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(11:05〜 20周)
今朝の練習では手島が4位、岩田が7位のタイムを記録してレースに臨んだ。トップから18位までが1秒以内にひしめき合っており、練習での順位は大きな意味を持たない。
曇り空から日が差す中、レースのスタートが切られた。手島は当然ランキング2位の小西を意識し、若干のマージンを持ってレース運びをしていった。岩田はスタートでフロントを少し持ち上げてしまい、その後の逆バンクで高橋の先行を許してしまった。
1周目は手島6位、岩田8位と、ともにポジションを落としてレースが始まった。2周目には1コーナで手島が生形をかわして5位となったのに対し、岩田は小林の先行を許してしまった。3周目には逆バンクで生形が転倒し、更にコース最後のストレートに差し掛かるところで小西が激しく転倒、マシンもライダーもコース上に残ったためレースは中断され、規定により再度一から仕切りなおしとなった。
小西は負傷により再レースへ出走することが出来ず、事実上この時点で手島のチャンピオンが決定した。しかし手島はとにかくマージンを持った走りでどこまでいけるかということを心がけ、岩田は先程のレースの反省から、マシンのセットアップを変更して再レースに臨んだ。
ここでいい走りを見せたのは岩田だった。セットアップの変更が吉と出たのだ!1周目に5位までポジションを上げて7台程でトップ争いを繰りひろげていった。手島はスタートがいいとは言えず、先程の荒れたレースのこともあり、序盤は慎重に様子を見ることにした。
岩田は3周目の1コーナーで4位に浮上すると、その時点の最速タイムを記録しながら、4周目の1コーナーで3位となり、5周目のストレートで清水をかわしてトップの中冨に追いついた。6周目のストレートでは遂にトップに立ち、昨日の自身の予選タイムを上回る、このレースでの最速タイムを記録しながらレースをリードしていった。
手島は6周目に野田の転倒による混乱に乗じて8位から一気に5位に浮上、4位小林との差を詰めていった。一旦トップに立った岩田だったが、このまま逃げ切れる状況ではないと判断し、9周目にストレートで並びかけてきた中冨を先行させて追従することにした。
10周目には手島が1コーナーで小林を捉えて4位となり、トップ争いに加わった3位の佐藤を追いかけた。この頃、岩田はコーナーへの突っ込みの鋭い中冨に仕掛けるタイミングを計りながら追従し、手島は前述したように転倒のリスクを犯さずにどこまでトップ3台との差をつめることができるかを意識して走行していた。
そして迎えた最終ラップ、1コーナー進入でインを差した岩田だったが、中冨はそれ以上の見事なブレーキングで岩田にかぶせてきたため、岩田は引かざるを得なかった。逆バンク、最終コーナーでもチャンスをうかがったが、残念ながらそのチャンスは訪れず、悔しい2位表彰台となった。
手島は10周目に2秒程あった3位との差を0.9秒まで縮めて4位でチェッカーを受け、このクラスに戻った初年度に見事チャンピオンシップを獲得することができた。しかし、不思議と涙はなかった。



◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(RACE1 12:00〜 20周、RACE2 15:28〜 20周)
今朝の練習走行では伊藤と秋吉が同タイムを記録し、4・5番手を分け合った。その後ほんの僅かにマシンを調整してRACE1に臨んだ。
RACE1では2番グリッドから1コーナーにトップで飛び込んだが、S字コーナーで中須賀が先行、2周目の同じ場所で伊藤にも先行を許し、3番手となると、徐々に2位との差が広がってしまった。
今朝の走行後おこなった僅かな調整が裏目に出てしまったようでペースを上げられなかったのだ。その後周回ごとに順位を落とし、11周目には9位となってしまう程苦しい展開だった。19周目に1コーナー進入で大崎を捉えて8位に挽回するのが精一杯だった。
RACE1の後、今朝の仕様に戻してRACE2に備えた。午後から降り出した雨によってレース前に5分間のフリー走行が追加され、いよいよレースのスタートとなったとき、故障車によってコース上にオイルが撒かれたことがわかったために進行が遅れ、安全確認の後レース進行が再開されたのは予定を約1時間過ぎてからだった。
8位から好スタートを決めて1周目を3位で終えた秋吉は、序盤は様子を見ていたが、5周目の1コーナーで酒井と中須賀を一気に抜き去りトップに立ち、更にその周だけで2位中須賀との差を0.65秒以上とするすばらしい走りを見せ観客を沸かせた。
8周目にはその差を約1.4秒としたが、その後は中須賀もペースを上げ、徐々に秋吉に迫ってきた。しかし秋吉は動じず、自分のペースを崩さず雨の中55秒前半のペースで周回を重ねていった。
18周目に中須賀がそれまで0.5秒程であった差を一気に0.2秒程まで縮めてからが第2の見せ所となった。19周目の最終コーナーで秋吉の真後ろに迫った中須賀は最終ラップの1コーナーで秋吉の前に出た。しかし、秋吉は動じず、そのすぐ前にいた周回遅れを逆に利用し、S字1つ目で一瞬躊躇した中須賀のインにマシンを滑り込ませてトップを奪い返したのだ。
そのすぐ後に周回遅れをパスすると、中須賀が抜きあぐねている間にその差を広げ、見事優勝を飾り、今シーズンを締めくくった。



◆◆◆◆GP250(GP2プロト)◆◆◆◆(15:40〜 20周)
今朝の練習走行ではトップのタイムを記録してデビュー第2戦に臨むはずだったMOTO2マシン「TSR6」だったが、午後から降り出した雨はJSB1000クラスのRACE2が終わっても降り続け、我々は出走を見合わせることにした。雨の中でテスト走行をおこなっていない状況でいきなりレースをする必要がないばかりか、危険であると判断したためだ。
せっかく足を運んでいただいた皆さんには申し訳ないが、お天道様には勝てないことをどうかご理解いただきたい。

◆◆◆◆GP125◆◆◆◆(13:58〜20周)
昨日の転倒により、マシンを1から組みなおすことになったため、今朝の走行でセットアップもやり直しだ。がらりと違うバイクになったという印象を受けたケンタは、19番手でセッションを終えた。
決勝の開始前にぱらついていた雨が本格的に降り出し路面を濡らしたため、レースの進行が急遽変更され、5分間のフリー走行がおこなわれた。
今週初めての雨で昨夜組み上げたばかりのマシンで好スタートを決めたケンタだったが、ポジションを上げるには至らず、その後もペースをあげられぬまま周回を重ねた。決してマシンの状況が悪かったわけではないが、現状のケンタのライディングに合ったセットアップではなく、ケンタも今日のセットアップを生かしきれなかったようだ。途中、前の車両の後退による順位の変動はあったが、最終的に18位でチェッカーを受けた。まだまだ雨でのセットアップの基準ができあがっておらず、苦しい展開を強いられたレースだったが、いい経験を積むことができた。全日本に参戦を始めた昨年はこのクラスで選手権ポイントを獲得できなかったケンタだが、今シーズンの成長ぶりはこれまでお伝えしたとおりだ。
来季のケンタの更なる成長を楽しみにしていただきたい。

「終わりよければすべてよし、です。ありがとうございました。(藤井)」
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今シーズンのサポートありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
2010年の全日本選手権は4月2日・3日に茨城県・筑波サーキットで開幕し、10月31日のMFJ-GPまで、全6戦(JSB1000は全7戦)で争われます。
来シーズンも我々の戦いにご期待ください

手島・ケンタともに3位表彰台!!

2009全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJ-GP
10月31日(土)  公式予選/GP-MONO・GP250(GP2プロト)決勝
天候:晴れ  コース:ドライ
鈴鹿サーキット 東コース(1周2.243km)
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いよいよTSR6がデビュー!!! 最終戦は全5クラス7レースに出場!!
予選は秋吉が2位/8位、手島が5位、岩田7位、ケンタがMONOでポールポジション獲得!!
レースでは手島・ケンタともに3位表彰台!!
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今回はレースを統括するMFJの名が冠され、これまで選手権ポイントを獲得した選手だけが出場できる、いわばオールスター戦のような大会と位置付けられているため、ポイントも通常に3ポイントを加算して与えられる。
開催される東コースは鈴鹿サーキットのコース前半区間から最終コーナーに合流するショートコースで、通常全日本選手権が開催されるコースから高速セクションである西コースを省いたコースである。
今週は金曜から晴天に恵まれ、我々は開催される全5クラスに出場した。




◆◆◆◆GP250(GP2プロト)◆◆◆◆(予選 9:30〜10:05、決勝 15:40〜 20周)
先週試走をしたばかりのMOTO2クラスマシン、TSR6が手島のライディングでいよいよ実戦デビューを果たした!!まだまだシェイクダウンの域を出ないが、実戦に投入して煮詰めていく段階になったことを喜びたい。
TSR6は、来シーズンから世界選手権のmotoGPの1つ下のカテゴリーとして開催されるMOTO2クラスのために開発したマシンで、全日本選手権ではGP2プロトというカテゴリーに入り、今シーズンはGP250クラスに出場が可能となっている。
レース専用の車体に2サイクル250ccのエンジンを搭載したマシンで争われるクラスに、マシン特性が大きく異なる4サイクル600ccのエンジンを搭載したマシンが混走する。当然このクラス用に開発されたタイヤがない状況である。
手島はずっと市販車を改造したマシンでキャリアを積んできており、金曜の練習ではレース専用に開発されたマシンの特性に慣れるところからはじめていった。
予選セッションでもまだまだマシン開発を進めていくといった状況であったが、それでもセッション中盤には1つのターゲットであった51秒台で連続走行できるまでタイムを縮め、トップの宇井から0.1秒差の51秒807を記録して総合2番となった。
今回のこのクラスは土曜、日曜に1レースずつ開催され、決勝グリッドは予選結果に基づき2レースとも同じグリッドが与えられる。
今日の決勝では2番グリッドからホールショットを奪って真っ先に1コーナーに飛び込むも、序盤はペースを押さえてこのクラスでのレース運びをよく観察し、1周目を4位で終え、5周目まで様子を見た。
6周目の1コーナー進入で藤田を捉えて3番手に上がると、8周目のストレートで宇井をかわして2番手となり、11周目のストレートでトップに立った。すぐに逆バンクで及川に先行を許すも、12周目のストレートでは再びトップに立った。
この頃からこのクラス専用でないタイヤが悲鳴を上げだし、ペースアップが難しい状況となっていたが、手島は踏ん張ってトップをキープした。
周回遅れが出始めた15周目に宇井が2番手となり、16周目の3コーナーで手島をパスしてトップに立つと、18周目には別の周回遅れをS字コーナーでパスし、手島が周回遅れに追従している間に及川にも先行を許し、3番手に後退した。翌周にはストレートエンドで再び及川をパスしたが、及川もあきらめず逆バンクで先行、最終ラップも2人は同じ展開を繰りひろげ、手島はデビューしたてのTSR6を3位でゴールに導いた。
現状では、ストレートではTSR6が速く、それ以外のコーナーが連続する区間では250クラスのマシンとの特性の差が明確に出ており、今後の開発の指標が得られた、収穫の多いデビューレースであった。



◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(12:05〜 Q1:30分間、Q2・Q3:各15分間)
今回は日曜日に2レースが開催されるため、Q1のタイムがRACE1のグリッドに採用され、Q3で決定したグリッドがRACE2に採用される。
Q1の序盤に50秒485を記録して中須賀に次ぐ2番手につけた秋吉は、ピットで微調整した後も同様のペースで周回していた。ところが、ピットを出て5周程でショートカット後の最終コーナーでスリップダウンを喫してしまった!!幸いライダーは無事だったが、マシンは再スタートできる状況ではなく、コースのアウト側に滑っていったため、秋吉はそのままピットに戻ることもできなかった。コースサイドからコースをくぐる通路を通ってピットに戻ってきた頃にはQ1のセッションは残り僅かとなっていた。ここでRACE1のグリッドは決定、セッション序盤のタイムで2番グリッドを獲得することができた。
しかしながら、Q2からはスペアカーでの走行となり、タイムアタック以前に決勝に向けてマシンのセットアップを進める作業からやり直すこととなった。また、通常3セッションで2セット使用できるタイヤのうち1セットはコース脇の車両に装着されていたため、残りの1セットで2つのセッションに臨まねばならなかった。
それでもセッション終盤には50秒953までペースを上げて6番手でQ2を通過、Q3へ駒を進めることができた。
Q3でも決勝に向けてのマシンのセットアップを進めながら、終盤には50秒970までペースを上げ、8番手でRACE2に臨むこととなった。

◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(10:15〜50)
いよいよ迎えたタイトル獲得への天王山。小西が優勝しても手島は15位以内でチャンピオンシップを獲得できるという圧倒的優位な状況で、手島はそれほどナーバスになってはいない。
逆にレース専用二開発されたMOTO2マシンで得た走りのフィーリングを、市販車を改造したこのクラスでも積極的に取り入れている。
金曜の練習走行は手島2番手、岩田3番手と好調であったが、0.5秒程の間に18台がひしめくこのクラスでは僅かなことで順位が大きく変動する状況だ。
セッションが始まると先ずは岩田がコースに出て53秒中盤までペースを上げて4番手につけてピットへ戻った。先程までMOTO2マシンの予選を走行していた手島は10分程小休止して気持ちをリセットしてからセッションに臨み、決勝を想定して20周以上の連続走行をおこなった。岩田は再びコースへ出て53秒317を記録して4番手につけてピットに戻り、手島は53秒201を記録して3番手につけながら周回を重ねていった。その頃岩田の記録したタイムは他の選手に更新され、結果は7番手。昨日はそれ程無理せずに記録できたタイムが今日は目一杯攻めないと出ないコース状況だった。後半戦崩れたリズムを取り戻すべく明日の朝の練習で更にトライしていく。
手島が記録したタイムは最終的には5番手となったが、明日はいつもどおりレースを走りきればタイトルは後からついてくるはずだ。



◆◆◆◆GP-MONO◆◆◆◆(予選:9:00〜9:20、決勝:14:45〜15周)
金曜の練習からケンタは好調でトップタイムを記録していたが、今日のセッション序盤は55秒439で4番手につけていた。
中盤ピットに戻ってリアタイヤを新品に交換してからしばらくも、クリアラップを取るためにペースを上げずに走行していた。その頃トップに立ったのは安村で、タイムは54秒969。ケンタも安村に次ぐ55秒132までペースを上げ、その安村を見つけてからは安村との距離を縮めながら54秒995を記録していた。
そのまま安村に接近していったケンタは最終コーナーで安村に追いついてしまいながらも、コントロールライン直前で安村の前に出て54秒735を記録し、見事今季2度目のポールポジションを獲得した!!
好スタートを決めてホールショットを奪うと、そのままトップでランキングトップの小室を従えてレースをリードしていったケンタ。レースも1/3を過ぎた6周目頃にはランキング2位の花房もトップ争いに加わり、チャンピオン獲得の権利を持った3人が55秒代前半のぺースでガチンコ勝負だ。
その後もトップをキープしていたケンタに対し、レースも2/3を過ぎた11周目頃から後方の2台がチャージを始めた。まずは小室が11周目にケンタとの差を0.3秒程まで縮めてきたのだ。12周目の1コーナーで今度は花房が動いた。小室をパスしてケンタにぴったりとつけ、その周の終わりにはケンタとの差は0.1秒!続く13周目の1コーナーで遂にケンタを捉えてトップに浮上した。逆にこの周の最終コーナーではケンタが挙動を乱してアウト側にはらんでしまった。それでもあきらめずにチャンスをうかがうケンタは、続く14周目の1コーナーで果敢にインを伺ったがパスするには至らなかった。
いよいよ迎えた最終ラップ、今度は小室が1コーナーでケンタに襲い掛かった。すばらしいオーバーテイクにケンタも引かざるを得ず、最終コーナーでも抜き返すチャンスは訪れなかった。今回も悔しい3位、年間ランキングも最終戦の順位どおりとなり花房、小室に次ぐ3位でシーズンを終えた。

◆◆◆◆GP125◆◆◆◆(13:40〜14:15)
セッション前半は単独走行で54秒930を記録して13番手となり、ピットに戻って微調整をおこなっているころには15番手であった。その後は前の選手を追いかけながらペースを上げ、いきなり54秒464を記録して4番手となって再びピットに戻った。
前後タイヤを新品に交換してからは徐々にペースを上げ、54秒678までペースを上げると更にペースを上げてタイム更新を狙ったケンタ。しかしそれが裏目に出てしまった。S字コーナーでスリップダウン!!首につけたエアバッグが大きく開き、幸いライダーは大事には至らなかったが、マシンは大破してしまった。セッションの残り時間も少なく、コースのパドック側に退避できたため、すぐ後に控えたGP-MONOの決勝の準備には間に合った!!エアバッグのガスをセットし直し、GP-MONOのマシンに跨ってグリッドにつくことが出来た。
予選結果は14位。GP-MONOのレースとその後の再車検を終えた後、明日に向けてスタッフがマシンの修復をおこなっている。

荒れたもてぎラウンド。タイトル争いは最終戦鈴鹿決戦へ!!

2009全日本ロードレース選手権 第6戦もてぎ
10月18日(日)  決勝レース
天候:晴れ   コース:ドライ
栃木 ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)
観客:土曜日/4,500人、日曜日/12,000人
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大荒れの600クラスで手島・岩田ともに着実にポイント獲得!!
秋吉はまさかの転倒でスタートを断念!!!
ケンタは後半大健闘し過去最高の8位!!
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昨夜はしばらく雨が降り、今朝は霧が出て練習走行のスケジュールが若干遅れたが、終日ドライ路面でスケジュールが進行した。

◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(11:40〜 第1レース 5周中断、15:45〜第2レース 10周/中止)
霧のため10分遅れでおこなわれた今朝の練習走行では手島5位、岩田14位と、まだマシンがしっくり決まらない。
レースのスタートでは、手島は一旦ポジションを落とすもすぐにポジションを挽回、ランキング2位の小西は手島に追従するも裏ストレートで手島に続く5位から6位にポジションを下げた。岩田は1つ順位を上げ11位だ。
2周目の90度コーナーで佐藤の先行を許した手島は5位となり、背後の小西にぴったりマークされる状態だ。小西までの6台がトップグループを形成し、岩田はその後のグループで前の武田を追う展開だったが、4周目のV字コーナーで高橋に先行を許し、12位に。
6周目に転倒車両がコース上に残ったため、レースは一旦中断、5周目の順位で第2レースのスタートが切られた。
このスタート時には手島は一旦後方集団に飲み込まれそうになったものの3コーナまでに5位まで挽回、ここでも小西は手島を後ろからマークしてきた。一方の岩田は第1レース後の調整が吉と出てマシンのフィーリングは若干良くなっていたが、4コーナーで武田がハイサイドでマシンから飛ばされて舞い上がったのを避けながら何とかコースに留まっていた。
このアクシデントでコース上に出たオイルの処理のため、1周を終える前に再びレースは中断されてしまった。
その後、第2レースは15:45からから再度やり直されえることになったのだが、午後のJSB1000クラスのレースも中断されてスケジュールが遅れたため、結局、第1レースの結果でレースは成立し、規定により2/3の選手権ポイントが与えられることとなった。
チャンピオン決定は最終戦に持ち越されたが、手島がランキング2位の小西に19.6ポイントの大量リードを築き上げて俄然有利であることに変わりはない。

◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(14:00〜 20周)
今朝の練習走行では序盤からトップタイムを記録し続け、万全の状態でレースに臨んだ。
レースの開始時にはピットを出てコースを1周してグリッドにつくわけだが、秋吉はグリッドではなく、再びピットに戻ってきた!!
5コーナーで転倒を喫してしまったのだった。ライダーもマシンも外見上は大事には至らず、スタートまでには10分程あるので何とか間に合わせようと、スタッフが懸命に修復作業をおこなったが、結局スタートには間に合わず、我々はリタイヤという苦渋の決断をおこなわざるを得なかった。



◆◆◆◆GP125◆◆◆◆(10:45〜 10周)
今朝の練習走行では1周目にマシントラブルが発生してケンタはマシンを押してピットに戻り、実質的には走行できなかった。レースまでに修復は完了したが、実際に走行してマシンの微調整をおこなえぬままレースに臨まねばならなかった。
スタート前のサイティングラップ後、グリッド上で慌しくマシンの調整をおこなった。
好スタートを決め順位をキープして1周目を終えたケンタは先ずは仲城に追走し、3周目の裏ストレートで前に出た。4周目には裏ストレートで鎌田を、続く90度コーナーで森をパスして13位に浮上した。
翌周には前車との差が少しあったため、ケンタは単独での走行となり、S字コーナー1つ目の進入でミスした際に仲城に抜き返されてしまった。6周目の裏ストレートで再度仲城を捕らえたケンタは7周目にも同じところで山本をパスし12位となった。
8周目には3コーナー進入で長島を捉えるとS2、S3区間で自己ベストをマークしながら権藤をパスし、前方の篠崎の後退もあり、一気に9位までジャンプアップを果たした。9周目にはS1区間でそれまでのレース中の全選手の最速タイムを記録し、S2、S3区間でも自己ベストを更新して、最後のホームストレートではわずかに井手の前に出て8位となった。
最終ラップに入る1コーナーでは再び井手に先行されるも、経験値で圧倒的に勝る井手と岩田に懸命に喰らいついていったケンタ。井手が前方の岩田をパスし、この三台はチェッカー直前まで団子状態だ。結局2人をパスするには至らなかったが、最終ラップにトップグループの尾野が転倒したため、ケンタは8位となった。これはこのクラスでの最高位だ!!


 
「荒れた大会になってしまいました。しかしレース・競争とは本来こういうものです。その中で勝ちにいくことが必要なんです。最終戦の鈴鹿に向けてやり直しです。見ていてください!!」(藤井) 

全日本ロードレース選手権 最終戦MFJグランプリは、10月31日(土)・11月1日(日)三重県・鈴鹿サーキットで開催されます。

ケンタは3位表彰台

2009全日本ロードレース選手権 第6戦もてぎ 
10月17日(土)  公式予選/GP-MONO決勝
天候:曇り/晴れ   コース:ドライ
栃木 ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)
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秋吉まさかの4位!!手島も4位、岩田は12位!
ケンタはトップ走行中にレース中断!!悔しい3位表彰台
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曇り空から時折陽が差す天候でスケジュールが進行し、心配されていた雨が降り出したのは夕刻を過ぎてからだった。

◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆ (13:25〜14:50 3セッション)
第2戦で優勝を飾った秋吉が耐久以来久々に終盤2戦に参戦する。
金曜の練習中に1コーナーと2コーナーの間で転倒を喫したものの、ライダーは大事に至らず、それまでに2番手のタイムを記録していた。ただ、マシンはスペアカーに交換して予選に臨むこととなった。
このクラスの予選は3回に分けられたセッションをサバイバル形式で争う、ノックアウト方式が採用されている。
決勝までに使えるタイヤの本数は前後3セットに制限されており、決勝用の1セットを差し引くと、最初の40分間のS1と続く15分間のS2は同じタイヤを使い、最後の12分間のS3で1セットを使用するのが標準的だ。
予選とはいえ、我々は当然決勝レースを見据えたセットアップをおこなうなかで好タイムを記録すればよいという考え方で臨んでいる。
S1開始後は耐久でのチームメイト伊藤に追走し、5周目にその時点でトップとなる50秒735を記録してピットに戻った。その後はセットアップの確認のため更に2度コースに出たが、残り5分程で走行を打ち切り次のセッションに備えた。酒井が最終周に秋吉の記録を更新したため順位は2番手だった。
S2ではS1のタイムは考慮されないため、上位12位までのタイムを記録する必要があるが、S1のままのタイヤで51秒048までペースを上げ、約5分残してピットに戻った秋吉は序盤からトップに立ち、最終的に3位となったが問題なくS3に駒を進めた。
上位12台の決勝グリッドはS3で記録したタイムで決定されるため、これまでの2回のセッションよりタイムが重要になる。まずはフロントタイヤのみ2セット目の新品を装着し、3周目にピットに戻ってリアに新品タイヤを装着し、いよいよ最後の走行だ。徐々にペースを上けた秋吉だったが、想定したほどペースが上がらない!!第2戦の再現を狙っている我々にとって大きな誤算だった。4周目に50秒334までペースを上げたところでセッションは終了、4番手からレースに臨むこととなった。
レースに向けてのセットアップはきちんと進んでおり、明日はきっちり結果を出します!!



◆◆◆◆ST600◆◆◆◆ (9:30分〜、12:20〜各20分)
今回はエントリー台数が多く、開幕戦同様、A・Bグループに分かれて午前・午後各組2回のセッションで争われた。
台風の影響で事前テストは雨に見舞われ、ドライとなった昨日の練習走行で、特に手島は昨年までのJSB1000クラスと大きく異なるこのクラスでの走行勘を取り戻すところから始めなければならなかった。
岩田は好調だが、セットアップを詰め切れてはいなかった。
2人ともA組でセッションに臨んだ。午前のセッションでは、手島が序盤に1分57秒818を記録して組2位につけ、岩田は59秒台で組10位となったところでピットに戻り、残り4分程となった頃に2人とも走行を再開した。ピットにいる間に野田が手島の記録を上回ったため手島は組3位になり、岩田は最終周に58秒406までペースを上げ組10位でセッションを終えた。
午前のB組のセッション後の暫定総合順位は手島4位、岩田18位。岩田は気合が入りすぎていたようだ。
午後のセッションでは路面状況が変化していたようで午前と同じ仕様にもかかわらず、手島のマシンのフィーリングが良くない。それでも5周目に午前を上回る57秒696のタイムを記録し総合順位はキープした。岩田も7周目に57秒843までタイムを縮め、総合では12位まで順位を挽回した。

◆◆◆◆GP125◆◆◆◆ (8:00〜40)
金曜の練習走行ではGP-MONOクラスに重点を置いたため、このクラスではそれほど走行せずに予選に臨んだ。
序盤はその頃トップの山田に追従しながらペースを上げ、6周目に2分4秒276を記録した時点で3位と、まずまずの滑り出しだった。翌周にピットで微調整をおこなった後は5周単独で走行し、いよいよピットでリアタイヤを交換、最後のタイムアタックだ。
2周程して後方から追いついてきた井手に追従して4周走行したが、最終周にヴィクトリーコーナ-でミスしてしまい、4秒258を記録したところで予選は終了、順位は16番手となった。

◆◆◆◆GP-MONO◆◆◆◆  (予選 8:55〜9:15、決勝15:25〜10周)
金曜の練習で5秒台を記録したのはランキングトップの小室とケンタだけ、という状況で予選を迎えた。セッション開始後皆がコースに出てから余裕を持って走行を開始したケンタが序盤からトップタイムを記録すると、上位の選手が周回ごとにタイムを縮めてゆく展開となった。
5周目に2番手となる6秒018までペースを上げてから2周はペースの遅いマシンが現れたため、ペースを抑えての走行となったが、9周目には単独走行でコースレコードを上回る5秒486を記録してトップに立った!翌周は5秒540と少しだけペースを落としたケンタに対し、渡辺、谷川、花房がペースアップし、結局4位でセッションを終えた。
決勝のスタートでうまく飛び出したケンタだったが、1コーナーまでの混雑の中、ポジションアップはならず、予選順位どおりの4番手で1周目を終えた。その後は激しいトップ争いのため、トップグループのタイムは6秒台と予選でのタイムに比べて遅めだ。ケンタは後方から落ち着いて様子を見ることにした。
4周目にはトップの4台に追いついてきた花房に1コーナーでインを奪われるも、2コーナー立ち上がりですぐさま抜き返し、翌周には逆に5コーナーで渡辺のインに入り3位に浮上した!今度はV字コーナ立ち上がりで渡辺が再び先行、ケンタも90度コーナー進入でインを差し3位となった。翌周も渡辺がケンタに執拗にチャージし、5コーナーで再び先行を許すがV字コーナー進入で3番手に浮上した。
レースも残り4周となった7周目、ケンタは作戦通り前の選手に仕掛けていった。2コーナー進入で渡辺を捉えて2位、そして5コーナーで谷川を捉えてトップに立ったのだ!!
しかし、その周に後方で渡辺が転倒、裏ストレート上にマシンが残ってしまったためレースは中断となってしまった!!
作戦通りにレースを展開したケンタだったが、中断まではシナリオには入っていなかった!規定によりその前の6周目の順位でレースは成立、悔しい3位となってしまった。
幸いにも選手権ランキングでケンタより上位の小室と花房が4位、5位に終わったため、トップとの差を7ポイントに縮めることができた。
最終戦でもあきらめずに勝利を狙ってゆく。

手島・ケンタは2人共に惜しくも2位表彰台!!

2009全日本ロードレース選手権 第5戦 岡山

9月26日(日)

天候:曇り時々晴れ      コース:ドライ

岡山国際サーキット(1周3.703km)

観客数:12,800人(土・日)



 惜しくも優勝は逃したものの、タイトルにまた」一歩近付いた手島雄介



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岩田は追い上げて8位でフィニッシュ!

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◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(13:15〜15周)

今朝の15分間の練習では手島が小西と僅差の2番手タイムを記録したのに対して、岩田はまだマシンの仕様を合わせきれず、トップから0.7秒遅れの11番手に留まった。このためレースに向けて更に別の仕様をトライすることにした。

清水が好スタートを切って1コーナを制してレースは始まった。手島はすぐにコース前半のモスSコーナーでトップを奪い返し、序盤はそのまま後続をじわじわ引き離す展開となった。後方では、1周目に戦列を離れる選手が3名出るなど荒れた展開となり、岩田は序盤は抑えて走ることにした。

6周目には1コーナで岡島が転倒、生方が後退し、バックストレートエンドで関口をパスした岩田は12位まで順位を挽回した。岩田はここをパッシングポイントと決め、翌周には武田をかわして11位となった。朝の練習後マシンの仕様を変更したが、残念ながら劇的にフィーリングが良くなったわけではなく我慢を強いられてはいたが、この頃の岩田のペースは1分35秒台中盤で、トップグループと遜色ないタイムだった。

10周目には宮崎と高橋が交錯して宮崎が転倒、高橋もオーバーランしたため9位となり、翌周には寺本をパスして8位まで順位を挽回し、中富を追った。

その頃、トップ走行中の手島の後方では小西がチームメイトの小林に追いつき、2台でバトルを繰りひろげていた。対する手島のマシンにはマイナートラブルが発生していた!!ペースを上げて後方を振り払う状況にはなかったのだ!!残り2周となった14周目、コース終盤のダブルヘアピン1つ目の進入でとうとう小西が小林をパス、最終ラップは小西とのガチンコ勝負となった。

ホームストレートで手島に並びかけ、1コーナー進入では手島のインに入り揺さぶりを掛ける小西に対し、手島も懸命にブロックしながら最終ラップが進行していった。前述のとおり手島はこれ以上ペースを上げられない状況で、何とか小西の追撃を抑えようと必死だった。そして裏ストレートエンド終わりのヘアピンで小西が仕掛けた。手島のインを突いてトップに立つと、残り6つのコーナーを完璧にクリア、トップでチェッカーを受けたのだ。

岩田は懸命に中富を追ったが、現状のセットアップでは彼のペースを上回ることはできず、追い上げもここまで。8位でチェッカーを受け、選手権ランキングの順位をキープすることができた。

手島は悔しさをにじませながらマシンを降りたが、これまで全戦で表彰台に上っており、依然選手権ポイントの大量リードは変わらない。2位に浮上してきた小西に19ポイントの差をつけており、次のレースがひとつのヤマ場になることは間違いない。



 応援してくれたビジネスラリアートのお嬢様がた



◆◆◆◆GP-MONO◆◆◆◆(10:10〜10周)

今朝の練習でもトップタイムを記録し好調を維持して決勝に臨んだ。

スタートでは隣の花房が絶好のスタートを決めて1コーナーにトップで飛び込み、立ち上がりでは更に小室の先行を許すも、裏ストレートエンドで2台をかわしてトップに立った!しかし翌周の同じ場所で渡辺がトップに立つと、花房と等間隔でトップグループを形成、この3台がレースをリードしていった。

3周目には再びケンタがトップに立ち、翌周のストレートエンドでは渡辺と、毎周トップが入れ替わる展開だ。このコースでは裏ストレートエンドがオーバーテイクのポイントだ。6周目にはケンタがトップに立ち、7周目には花房が渡辺をかわして2位に。8周目には今度は渡辺が2台のスリップストリームを使って一気にトップに浮上し、花房もケンタをパスして2位となったが、9周目には再びケンタが2位に浮上、最終ラップを迎えた。

渡辺のマシンはストレートが速かったため、ケンタは周回を重ねながら、裏ストレートに入るコーナーの立ち上がりでいろいろなラインを試していた。そして見つけたベストラインを最終ラップで試そうと狙っていたのだ。そのラインをトレースしたケンタに対し、アウト側にいた渡辺がケンタに接触、バランスを崩したケンタはあわやコースアウトする寸前だった。何とかコースに踏みとどまったケンタだったが、裏ストレートエンドで渡辺をかわすことはできず、チェッカーフラッグを受けるまで渡辺をパスするチャンスは訪れなかった。

無念の2位に終わったが、選手権ポイントではトップの小室との差を9ポイントまで縮めることができた。 



 GP−MONOの表彰もそこそこに続く125のレースの準備をするケンタ



◆◆◆◆GP125◆◆◆◆(11:10〜15周→13周)

今朝の練習走行では序盤から積極的に周回を重ね、前半は3番手タイムを記録するなど好調で、9番手でセッションを終えた。

しかし、レースではスタートに失敗、1周目に10も順位を下げてしまった!!とにかく追い上げるのみ。序盤5周で19位まで挽回し、38秒台のペースで前の集団までの距離をどんどん縮めていった。

11周目に入ったメインストレートで前方の仲城に並びかけるも、1コーナで事故処理のため追い越し禁止の黄旗が出されていたため一旦引いた。しかし、その後パスして18位に順位を上げると、12周目には浦本が転倒、大金をパスして16位に。翌周には篠崎がストップし、鎌田をバックストレートで抜き去り14番手まで順位を挽回した!

翌14周目のバックストレートエンドで日浦徹を、ダブルヘアピンで山本を捕らえて更にポジションアップを狙った矢先、赤旗が提示されてレースは中断してしまった。ケンタがパスした日浦が直後に転倒し、コース上にマシンが残ったままとなったしまったからだった。

規定によりレースはその前の13周目の順位で成立し、ケンタは14位となった。



「予選では2人揃って1位、レースでは2人揃って2位でした。まだ何かが足りないということです。それを次のもてぎで再度埋め直します!次も勝負していきます!!(藤井)」



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全日本選手権第6戦は10月17日・18日に栃木県・ツインリンクもてぎで開催されます。



ケンタと手島が揃ってポールポジション獲得!!



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2009全日本ロードレース選手権 第5戦 岡山
9月26日(土) 公式予選
天候:晴れ  コース:ドライ
岡山国際サーキット(1周3.703km)
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今日は暑いくらいの秋晴れのもとスケジュールが進行した。



◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(12:50~13:40)
手島は前戦までの反省から、事前テストの際から積極的にさまざまなトライを重ねてきた。勿論うまくいかなかったトライもあったが、レースウイークまでに問題点を洗い出し、昨日の練習でも更にトライを重ねた。昨日の午後のトライは実を結ばなかったため、金曜の午前の仕様に戻して予選に臨んだ。
岩田は菅生で大破したメインカーのフレームを新品に変更し、事前テストで煮詰めて昨日の走行に臨んだが、トップの小西とはまだ若干のタイム差があったため、昨日の仕様からセットアップを変更して予選に臨んだ。
セッションが開始され、皆がコースに出て混雑が収まってから、まずは岩田がコースへ。手島は落ち着きはらって様子見だ。岩田が3周目に1分35秒663を記録して5番手につけたところでピットに戻ると、ようやく手島がコースイン。手島は決勝レースを想定して1周目からできる限りペースを上げて走行し、2周目には34秒946、3周目にはその時点でトップの清水のタイムを上回る34秒551を記録してトップに立つと、5周目にはピットに戻ってマシンの調整をおこなった。
逆にその頃、岩田は苦しんでいた。昨日から変更したマシンのセットアップがうまく合っておらず、思ったようなフィーリングが得られなかったのだ。何度もピットに戻りながら変更を加えるもタイムは35秒台後半から更新できなかった。
手島は誰かが自身のタイムを更新すれば応じようと、しばらくピットで様子を見たが、誰もタイムを更新しなかったため、残り時間はハルクプロの2台に照準を合わせ、残り10分程で彼等がコースインすると後を追ってコースへ出た。
小西の後につけ半周ほど様子を見ることができたものの、裏ストレート手前のヘアピンコーナーで目前の小西が転倒、小西は大事に至らなかったものの、明日の決勝のシュミレーションはここまでとなってしまった。
岩田は結局14番手に沈んでしまったが、マシンの仕様を変更して明日の朝の練習で試し、レースでのジャンプアップを狙う!



◆◆◆◆GP-MONO◆◆◆◆(8:50~9:20)
金曜の練習をトップの花房から僅差の3位で終え、前後に新品タイヤを装着して予選に臨んだケンタが序盤からトップタイムを記録したのに対し、花房は転倒を喫して、修復後ペースをあげるまでに時間を要していたようだ。
5周目に40秒586までタイムを縮めてピットに戻ったケンタは、その後3周してピットインし、リアタイヤを新品に交換して残り10分程のタイミングで更なるタイムアップを狙った。その後3周目からはセッション終了まで40秒台での走行を続け、翌周には40秒049を記録してトップを守っていたが、小室、渡辺もタイムを更新しており、更に翌周には花房もようやく5番手まで浮上しており、油断はできない状況だ。その後花房が40秒413、40秒162とタイムを短縮するもセッションはそこで終了、ケンタが全日本選手権で初となるポールポジションを獲得した!!

◆◆◆◆GP125◆◆◆◆(9:35~10:20)
ケンタはGP-MONOで上述のとおりポールポジションを獲得すると、すぐにマシンを乗り換えてこのクラスの予選に臨んだ。金曜の練習では13番手のタイムを記録しており、まずは前後に新品タイヤを装着し、更に上位を狙っってコースへ出ていった。タイヤが温ってからは39秒台から38秒で走行を続け、38秒489までタイムを縮めて10番手につけたところでピットに戻った。前後タイヤを新品に交換し、残り10分の時点でいよいよ最後のタイムアタックだ。ケンタより上位の数台はコンマ1秒ほどの間にひしめき合っており、僅かなタイム更新でポジションアップの可能性が残されていた。ケンタは単独で走行を続け、タイヤが温まった5周目には38秒454と若干タイムを更新したが、他の3名がケンタのタイムを上回ったため、順位は13番手となった。しかし、ケンタは単独走行でこのタイムを記録しており、前車のスリップストリームを使う決勝では更に順位を上げてゆけるだろう。

秋吉耕佑、全日本ロード第6戦もてぎに参戦決定!



 今シーズン、F.C.C. TSR Hondaから鈴鹿戦(第2戦2&4、最終戦MFJ-GP)のみのスポット参戦の予定だった秋吉耕佑が、来る10月17日(土)・18日(日)開催の第6戦もてぎ大会に参戦することが決定した。
#5 Honda CBR1000RRのパッケージ。



 このもてぎ大会を加えて、2009年全日本には計4レース参戦することになるが、第2戦鈴鹿2&4では驚異的なタイムのポールから独走優勝を果たした秋吉のこと、もてぎでも同様の活躍を見せ、タイトル争いのキーマンとしてシリーズを盛り上げてくれるに違いない。