手島がチャンピオン獲得!!!秋吉がRACE2を制し、岩田も2位表彰台!!

2009全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJ-GP
11月1日(日)  決勝レース
天候:曇りのち雨  コース:ドライ/ウエット
鈴鹿サーキット 東コース(1周2.243km)
観客動員数:23,000人(土曜・日曜両日)
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手島がチャンピオン獲得!!!秋吉がRACE2を制し、岩田も2位表彰台!!
雨天のため、MOTO2は出走見合わせ
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今朝は朝から曇り空だったが、午前は時折日差しが出ていた。しかし、午後には雨が降り始め、レース進行が変更されるなど、少なからず混乱した。



◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(11:05〜 20周)
今朝の練習では手島が4位、岩田が7位のタイムを記録してレースに臨んだ。トップから18位までが1秒以内にひしめき合っており、練習での順位は大きな意味を持たない。
曇り空から日が差す中、レースのスタートが切られた。手島は当然ランキング2位の小西を意識し、若干のマージンを持ってレース運びをしていった。岩田はスタートでフロントを少し持ち上げてしまい、その後の逆バンクで高橋の先行を許してしまった。
1周目は手島6位、岩田8位と、ともにポジションを落としてレースが始まった。2周目には1コーナで手島が生形をかわして5位となったのに対し、岩田は小林の先行を許してしまった。3周目には逆バンクで生形が転倒し、更にコース最後のストレートに差し掛かるところで小西が激しく転倒、マシンもライダーもコース上に残ったためレースは中断され、規定により再度一から仕切りなおしとなった。
小西は負傷により再レースへ出走することが出来ず、事実上この時点で手島のチャンピオンが決定した。しかし手島はとにかくマージンを持った走りでどこまでいけるかということを心がけ、岩田は先程のレースの反省から、マシンのセットアップを変更して再レースに臨んだ。
ここでいい走りを見せたのは岩田だった。セットアップの変更が吉と出たのだ!1周目に5位までポジションを上げて7台程でトップ争いを繰りひろげていった。手島はスタートがいいとは言えず、先程の荒れたレースのこともあり、序盤は慎重に様子を見ることにした。
岩田は3周目の1コーナーで4位に浮上すると、その時点の最速タイムを記録しながら、4周目の1コーナーで3位となり、5周目のストレートで清水をかわしてトップの中冨に追いついた。6周目のストレートでは遂にトップに立ち、昨日の自身の予選タイムを上回る、このレースでの最速タイムを記録しながらレースをリードしていった。
手島は6周目に野田の転倒による混乱に乗じて8位から一気に5位に浮上、4位小林との差を詰めていった。一旦トップに立った岩田だったが、このまま逃げ切れる状況ではないと判断し、9周目にストレートで並びかけてきた中冨を先行させて追従することにした。
10周目には手島が1コーナーで小林を捉えて4位となり、トップ争いに加わった3位の佐藤を追いかけた。この頃、岩田はコーナーへの突っ込みの鋭い中冨に仕掛けるタイミングを計りながら追従し、手島は前述したように転倒のリスクを犯さずにどこまでトップ3台との差をつめることができるかを意識して走行していた。
そして迎えた最終ラップ、1コーナー進入でインを差した岩田だったが、中冨はそれ以上の見事なブレーキングで岩田にかぶせてきたため、岩田は引かざるを得なかった。逆バンク、最終コーナーでもチャンスをうかがったが、残念ながらそのチャンスは訪れず、悔しい2位表彰台となった。
手島は10周目に2秒程あった3位との差を0.9秒まで縮めて4位でチェッカーを受け、このクラスに戻った初年度に見事チャンピオンシップを獲得することができた。しかし、不思議と涙はなかった。



◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(RACE1 12:00〜 20周、RACE2 15:28〜 20周)
今朝の練習走行では伊藤と秋吉が同タイムを記録し、4・5番手を分け合った。その後ほんの僅かにマシンを調整してRACE1に臨んだ。
RACE1では2番グリッドから1コーナーにトップで飛び込んだが、S字コーナーで中須賀が先行、2周目の同じ場所で伊藤にも先行を許し、3番手となると、徐々に2位との差が広がってしまった。
今朝の走行後おこなった僅かな調整が裏目に出てしまったようでペースを上げられなかったのだ。その後周回ごとに順位を落とし、11周目には9位となってしまう程苦しい展開だった。19周目に1コーナー進入で大崎を捉えて8位に挽回するのが精一杯だった。
RACE1の後、今朝の仕様に戻してRACE2に備えた。午後から降り出した雨によってレース前に5分間のフリー走行が追加され、いよいよレースのスタートとなったとき、故障車によってコース上にオイルが撒かれたことがわかったために進行が遅れ、安全確認の後レース進行が再開されたのは予定を約1時間過ぎてからだった。
8位から好スタートを決めて1周目を3位で終えた秋吉は、序盤は様子を見ていたが、5周目の1コーナーで酒井と中須賀を一気に抜き去りトップに立ち、更にその周だけで2位中須賀との差を0.65秒以上とするすばらしい走りを見せ観客を沸かせた。
8周目にはその差を約1.4秒としたが、その後は中須賀もペースを上げ、徐々に秋吉に迫ってきた。しかし秋吉は動じず、自分のペースを崩さず雨の中55秒前半のペースで周回を重ねていった。
18周目に中須賀がそれまで0.5秒程であった差を一気に0.2秒程まで縮めてからが第2の見せ所となった。19周目の最終コーナーで秋吉の真後ろに迫った中須賀は最終ラップの1コーナーで秋吉の前に出た。しかし、秋吉は動じず、そのすぐ前にいた周回遅れを逆に利用し、S字1つ目で一瞬躊躇した中須賀のインにマシンを滑り込ませてトップを奪い返したのだ。
そのすぐ後に周回遅れをパスすると、中須賀が抜きあぐねている間にその差を広げ、見事優勝を飾り、今シーズンを締めくくった。



◆◆◆◆GP250(GP2プロト)◆◆◆◆(15:40〜 20周)
今朝の練習走行ではトップのタイムを記録してデビュー第2戦に臨むはずだったMOTO2マシン「TSR6」だったが、午後から降り出した雨はJSB1000クラスのRACE2が終わっても降り続け、我々は出走を見合わせることにした。雨の中でテスト走行をおこなっていない状況でいきなりレースをする必要がないばかりか、危険であると判断したためだ。
せっかく足を運んでいただいた皆さんには申し訳ないが、お天道様には勝てないことをどうかご理解いただきたい。

◆◆◆◆GP125◆◆◆◆(13:58〜20周)
昨日の転倒により、マシンを1から組みなおすことになったため、今朝の走行でセットアップもやり直しだ。がらりと違うバイクになったという印象を受けたケンタは、19番手でセッションを終えた。
決勝の開始前にぱらついていた雨が本格的に降り出し路面を濡らしたため、レースの進行が急遽変更され、5分間のフリー走行がおこなわれた。
今週初めての雨で昨夜組み上げたばかりのマシンで好スタートを決めたケンタだったが、ポジションを上げるには至らず、その後もペースをあげられぬまま周回を重ねた。決してマシンの状況が悪かったわけではないが、現状のケンタのライディングに合ったセットアップではなく、ケンタも今日のセットアップを生かしきれなかったようだ。途中、前の車両の後退による順位の変動はあったが、最終的に18位でチェッカーを受けた。まだまだ雨でのセットアップの基準ができあがっておらず、苦しい展開を強いられたレースだったが、いい経験を積むことができた。全日本に参戦を始めた昨年はこのクラスで選手権ポイントを獲得できなかったケンタだが、今シーズンの成長ぶりはこれまでお伝えしたとおりだ。
来季のケンタの更なる成長を楽しみにしていただきたい。

「終わりよければすべてよし、です。ありがとうございました。(藤井)」
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今シーズンのサポートありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
2010年の全日本選手権は4月2日・3日に茨城県・筑波サーキットで開幕し、10月31日のMFJ-GPまで、全6戦(JSB1000は全7戦)で争われます。
来シーズンも我々の戦いにご期待ください